SONY VGN-FE90S(15.4 inch Wide NOTE)
YAN's VAIO SITE - FE90S REVIEW - 2006.5.21

 FE90SはType Fと呼ばれるたぶん、VAIOノートの主流(今はF lightでしょうね)機だ。そこそこの値段にWide画面。クリアブラックと呼ばれるつるてか(笑)液晶の2スピンドルモデル。今回、これのREVIEWをしたのは、GPUにGeFORCE GO 7600を使っているからだ。そこそこの性能とコストダウンがはかれる945内蔵GPUではなく、廉価版の7400でもなく7600を使用しているのだ。

 最近のVAIOはデスクトップ/ノートに限らずFelicaリーダーを標準装備にしている。
 チップセットが945PMになったのに伴い、PCカードも従来+ExpressCard/34が新たに装備されている。なんで/54じゃあないでしょうね?コストダウンのためか両方ともダミーで蓋はなし。
 ドライブはPioneer製のDVR-K16が使われていた。VAIO向けモデルのVADという型番をもつ。HDDはFujitsu製のSerialATAタイプ、MHV2080BH。
 マザーはわりとコンパクトだ。筐体のサイズが大きいので、取り回しには余裕がありそうだ。メモリスロットは2スロットでDUAL対応。左のヒートパイプの下がCPU、右のヒートパイプがGPU、その間に挟まれてノースがある。
 CPUはソケットに刺さっており、交換は可能であろう。
 GPU部分。メモリは外付けで128Mだ。hynix製のHY50S573222FE-28が使われている。スペックから350MhzのDDRで700MHzで動作すると思われる。通常のGDDRということになる。とりあえず、RivaTunerがだめだったのでPowerstripで調べるとコア350/メモリ350(DDR700)となった。上記、メモリのスペックとも合致するので正しそうだ。NVIDIAのページから、Go7600の標準スペックをデスクトップ版と同じ構成と仮定して計算すると、コア450、メモリ1000となる。言われているとおり、コア/メモリともクロックが低いようだ。
 さて、とりあえず簡易レビューである。まあ、ノートはなので(^_-)
 とりあえず、メインのGPU部分を中心にレビューした。まあ、ちまたで言われているように性能が低く設定されているようだ。コストの問題なのか冷却の問題なのかはわからないが。

3DMark03 3DMark05 FF Bench 3(H) ゆめりあベンチ
FE90S(Solo 1.66/ Go 7600)
7151
2899
4028
11371
A72PB(Pen M 2.0/X600)
3169
1251
3812
3818
RA73S(PenD3.2/7800GT)
14629
6880
5490
29840

 一応、ベンチをとってみた。YANのA72はRadeon X600なので、圧倒的に速く感じる。3Dゲームをしないので全然不自由しませんが(笑)