SONY PCV-RC72DP(Sony Desktop)
YAN's VAIO SITE - RC72 REVIEW - 2006.10.1
 VIDEOボードには7600GTが使われている。
  サイズ的にはYANの7800GTと較べると小さい。まあ、普通の大きさでFANも小さめだ。今までは専用の静音FANを使っていたのと較べると標準で十分静かであると判断した?
 どうみてもリファレンスボードと同じである。写真のようにG73GT_P456と呼ばれるNVIDIAのリファレンスを使用していると思われるが、SONYのプリントがある。もちろん、リファレンスボードをつくっているメーカーがつくっているのであろうが、SONY特注のSONY製グラフィックボードといってもいいだろう。レア品?(笑)
 で、SONY特注部分がHDCP。ASUSのHDMI付きの7600GTなどは外部チップを実装して左側を使用しているのだが、これは右側をDVI-D専用としてHDCP対応にしている。外部チップが見あたらないので、G73自体でHDCPを実現している?左側はDVI-I。

 エンコーダーボードは、RC50と同じダブルチューナー搭載のENX-39、DEIGOが使われている。REVが2.01から2.02に変わっているくらいしか変化はない。すでにアナログチューナーは進展はないだろう。

 3波(BS、110度CS、地上)対応デジタルテレビキャプチャーボードには、ピクセラ製のPIX-DT011が使われている。
 ボード自体はかなりコンパクトだ。ピクセラ製のOEM用としては第2世代となる。
 まあ、型番にSYとついているからSONY向けということなのだろうが、SHARPや富士通などに出荷しているのと同じものだ。
 チューナーユニットにはSHARP製のVA1W1JF9003が使われている。3波(BS、110度CS、地上)対応。
 メインのチップは富士通製のMB91411が使われている。MPEG2デコーダー等のほとんどの機能を1チップで実現しているようだ。OFDM、復調 LSIにはMN884411が使われている。

ボード