P4T-LE搭載VAIO POWERUP
YAN's VAIO SITE - P4T-LE POWERUP - 2002.2.14

 ASUS製P4T-LE搭載機種の簡易POWERUPを考える。対象機種は、RX63/73/65/75だ。

BIOS
出荷時
最新BIOS
RX63
1004 ×
RX73
1004 ×
RX65
2001 ×
RX75
2001 ×

 上記のようにSONYのサイトでBIOSが公開されていない以上、出荷時のままで使用するしかない。

CPU
 P4T-LEは、ソケット478が使われているため、このソケットに対応したPentium4に交換することができる。
出荷時 Northwood 最高
RX63 W1.7GHz N2.2G
RX73 W2.0GHz N2.2G
RX65 N2.0AGHz N2.2G
RX75 N2.2GHz N2.2G

※WはWillametteコアPentium4(256K/0.18)

※NはNorthwoodコアPentium4(512K/0.13)

Memory
 i850chipsetを使用するP4T-LEはPC800のRD-RAM最大2Gbyteまでサポートする。
出荷時 最大
RX63 128*2 512*4
RX73 128*2 512*4
RX65 128*2 512*4
RX75 256*2 512*4
 上記のようにi850はRIMMモジュールを2枚ずつ使用する。RIMMスロットは全部で4つなので、出荷時には2つ使用していることになる。これをそのまま使うとあと2枚しか(前述の説明通り、同容量を2枚ずつしか増設できない)させないのでよく考えて増設する必要がある。出荷時には、上記の写真のようにあいているスロットには0MbyteのダミーRIMMがささっているのでこれを抜いて買ってきたRIMMをさすことになる。
HDD/CD-R
 i850に使われるICH2は、ATA100に対応したIDEを2つ(マスター/スレーブ)合計4台のIDE機器を使用できる。
P/Master P/Sleve S/Master S/Sleve
RX63 80G ※1 DVR103 ※2
RX73 100G ※1 DVR103 ※2
RX65 80G ※1 DVR104 ※2
RX75 120G ※1 DVR104 DVD117

※1 127G以下のHDDまでBIOSで認識

※2 通常のIDE/ATAPI機器を増設可

 127G OVERのHDDについては、BIOSで認識できないため、Intel Application Acceleratorが必要。これがあれば、Windows上で127G以上のHDDもきちんと認識することができる。5インチベイの方には通常のIDE/ATAPI機器が増設できるが、Primaryが80pinのATA66/100ケーブルを使っているのに対し、Secondryは40pinのATA33ケーブルを使っているため、HDDを増設する際には注意が必要である。
AGP/VIDEO
 通常のAGPスロットですので市販のビデオカードはほぼ使用できる。ただし、ドライバによってはSTRが正常にできない場合もあるが、今のビデオカードならほぼ大丈夫であろう。
 ただし、いくつかの注意が必要だ。液晶モデルを買った人は、DVI-Dコネクタしかないため、DVI出力を持ったビデオカードを選ばなければつなげられなくなる。(DVI出力に限るとRadeon系はいろいろと問題がある)